こんにちは。キンデルのアル・パチーノこと足利です。あけましておめでとうございます。突然ですが僕の生まれは福島県郡山市です。そして父方の実家は同県の会津地方。会津というとみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?
白虎隊、喜多方ラーメン、田舎。
大体こんなところではないでしょうか。お酒が好きでしたら、「実は日本酒がおいしい地域だ」と認識している方もいるかもしれません。(基本的に辛口で、軽すぎず飲みやすいが決め手に欠ける、というのが僕の見解です。福島の県民性を見事に体現しているのです。)
しかしながら、福島出身者の自分に言わせてもらうならば、会津が本当に誇れるものは、薄皮饅頭でもなければ災害並みの雪でもない、ましてや何言ってるかさっぱり分からないタクシーの運ちゃんでもないのです。
それは、会津の郷土料理「こづゆ」です。
圧倒的なまでの郷土料理感ではないでしょうか。ホタテの貝柱で出汁をとり、さといも、豆麩、きくらげなどが入っています(僕はこれらが入ってれば合格点あげます)。その他にんじんやしいたけ、しらたきを入れる家もあるそうです。うちの実家のものにも入ってますね。
陰鬱な空と枯れた大地を北へ上り、東京とは種類の違う寒さに震え、そして灯りのついた実家に帰り、「こづゆ」をずずいとすする。これぞ正月帰省のあるべき姿なのです。「ああ、帰ってきたなぁ」と思うのです。しみじみ。
さて、タイトルに「食べ比べ」とありますが、この冬、新潟の雪を踏みしめる機会がありまして。単刀直入に申し上げますと、新潟の郷土料理「のっぺ」ってご存知ですか?

「ザ・郷土料理」。完全に堂に入っていますね。貝柱やさといもが入っておりますので、「こづゆ」と視覚的にも似てますが、味もよく似ています。しかし、大きな違いは「煮物である」ということ。初めて食べたとき、「っ!?おかず!これおかず!!」と冷たい日本海に叫びそうになってしまいました。「こづゆ」は汁ものですので、椀を持ってすする形になってしまい、どうしても単独行動が目立ちます。しかし「のっぺ」は「煮物」なのです。白米片手にさといもつつくもよし!日本酒片手にたけのこをつつくもよし!これぞ意識改革!かどうかわ分かりませんが、痛く感動したのは確かです。
新潟と会津は地理的にも近いので、同じような郷土料理が存在すること自体には納得なのですが、どうして「煮物」と「汁もの」に分化したのか、なかなか興味深いですね。
結局何が言いたいのかというと、1年に2回くらいは実家に帰りましょうということです。今年もよろしくお願いします。












